ご挨拶

ご挨拶

 

 

 

 世界中で注目するIoT/IoEの技術は着実にアプリケーションを進化させており、生産性の向上、地球規模の資源/エネルギー対策、ヘルスケア分野、交通システム、インテリジェント・ビルシステム、スマートハウス、スマートグリッド、スマートコミュニティ等、我々の生活を大きく変えるシステム作りの骨格となっています。世界の期待を背景に、IoT/IoEの作る市場の広がりを後押しする為の国家プロジェクトや標準化活動が世界中で活発に実施されていることも周知の通りです。多くのプロジェクトや標準化活動ではアプリケーションの創発を促すプラットフォームの提唱をしており、更なるIoT/IoE応用を展開する活動として重要な役割を果たしていると理解しています。

 一方で、世界が進めようとしているIoT/IoE技術による応用を展開する際、先行するアプリケーション用プラットフォームの提供に加え、データの収集や、処理を具体的に実行するエッジ側の技術の進化を無視することはできないと考えています。例えば、クラウドを中心としてアプリケーションを発展させようとするサービスプラットフォームを想定すれば、そのサービス機能の発展を後押しする高度なエッジ側の技術を束ねるエッジプラットフォームの存在にも注目すべきであると産業界や学界からの意見が多出しております。


 急速に変化する市場に対し、より高度な技術を社会に実装していく為には、プラットフォームが重要な役割を果たしていることは既に広く認められています。IoT/IoEの応用市場形成を考える際、世界で広がるアプリケーション用プラットフォームと対に、エッジ側のプラットフォームを補間することで、物理的基礎技術や種々の要素技術の組み合わせと応用技術構築までの効率化を図り、製品の市場投入と新応用市場の形成を加速化していきたいという、産業界と学界の熱い想いがここに集まりました。


  これらの背景を受け、このたび、IoT/IoEの応用を更に強化するエッジ側技術のプラットフォーム化活動を推進するエッジプラットフォームコンソーシアムを設立致しました。
 一昨年末、2025年までに毎年1兆個のセンサーが使われるトリリオン・センサーの議論で沸きました(Tsensors Summit, Oriando.FL. December 2015)。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、センサーの世界需要は年平均10%の増加が見込まれ、2025年には1,522億個に達すると見込まれています。この動向は、IoT/IoEの技術で明らかに始まりつつある巨大なIoT/IoEの応用市場の幕開けを意味しています。本エッジプラットフォームコンソーシアムでは、産学による英知を集めたエッジ側の技術活動を最大限に生かし、その新市場形成を加速する一翼を担っていきたいと考えています。


 末筆ながら、ご賛同頂ける機関の皆さまには、本エッジプラットフォームコンソーシアムへのご参加を、改めてお願い申し上げます。

 

エッジプラットフォームコンソーシアム
理事長  益 一哉