Society5.0の実現を目指しIoTをけん引します

EPFCシンポジウム2021夏 講演

開催日時:2021年7月15日(木)13:00-17:00
場  所:ZoomによるWEB配信
主  催:一般社団法人エッジプラットフォームコンソーシアム
参加人数:シンポジウム 56名
参加費 :シンポジウム EPFC会員 1,000円 / 一般  3,000円(税込)

講  演:

1.次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方について

 

 

経済産業省
資源エネルギー庁電力産業・市場室
下村 貴裕 氏

日本の電力ネットワークは、頻発する災害に対するレジリエンスの強化やカーボンニュートラル目標の実現に向け、大きな変革が求められている。とりわけ、再生可能エネルギー、蓄電池、電気自動車等の分散リソースの増加に伴い、従来のような発電所から需要地への一方向の電気の流れではなく、プロシューマ化する需要家による双方向の電気の流れの制御が重要となる。本稿では、こうした変化に対する政策動向を御紹介しつつ、次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方について考えていきます。

2.「都市5.0が目指す姿」

 

 

東京都市大学
総合研究所 未来都市研究機構 教授
柴田 随道 氏

古来,人は技術発明を通して自らの能力を拡張してきた.技術の普及が人間の持てる感覚,腕力,移動能力,知力,そしてコミュニケーション能力を拡張,拡大し続けている.その観点で,人々が集まり活動する都市は,人間拡張の最大形態の一つであると考えることができる.この講演では,古代からの都市の変遷を振り返り,都市のデジタルトランスフォーメーションと未来のまちが目指す方向性について論考を試みたい.

 

3.分散協調EMSとセクターカップリングによる未来都市基盤

 

 

早稲田大学
研究院教授 兼 スマート社会技術融合研究機構 事務局長
石井 英雄 氏

エネルギーシステムの分散化に伴い、機器単体・需要家・街など、様々な単位でインテリジェントに働くマネジメントシステム間の機能分担・相互協調が重要になっている。再生可能エネルギーを含む分散型エネルギーリソースを活用する視点から未来のサステナブル社会の基盤となるエネルギーシステムや他のインフラとの情報・データ連携によるセクターカップリングについて述べる。

  

4. 大規模都市建築の大地震時における社会活動継続技術

 

 

社会活動継続技術共創コンソーシアム (SOFTech) 領域統括
東京工業大学 科学技術創成研究院 教授
吉敷 祥一 氏

SOFTechは、建築・センシング・人間科学などからなる異分野融合研究グループとして、東京工業大学が中心となり、東京大学、東北大学、神戸大学、芝浦工業大学、民間企業40社と共に活動している「社会活動継続技術共創コンソーシアム」です。研究対象の一つである超高層ビルは、収容する昼間人口が小都市に匹敵するため、大地震に代表される自然災害に対しても機能を維持し、社会活動を継続させることが求められます。本講演では、耐震工学におけるセンシング研究について幾つか例示し、最後にプロジェクト最終年度として取り組み始め、次のプロジェクトへと繋げる種:「超高層建築のモニタリング試行」について説明します。分野外であろう建築分野についてはやや難解な内容が多くなるかもしれませんが、できるだけ分かり易く説明したいと思いますので、皆様にとっても身近な建築物の安全・安心を考えるきっかけとなり、プロジェクト終了後も協働の機会が生まれることを期待しています。

  

5. 宇宙ビジネス と IoT

宇宙航空研究開発機構 (Japan Aerospace Exploration Agency)
新事業促進部
野田 篤司 氏

宇宙開発は、電子技術などの小型軽量低コスト化により、国家機関や一部の大企業から、民間企業にも参入の可能性が広がり、ビジネスチャンスが到来しています。JAXAでの経験を元に、これから宇宙に参入する企業に技術的な解説を講演します。