Society5.0の実現を目指しIoTをけん引するエッジプラットフォームコンソーシアム

ミキサーの粉体混合度

つなぐと見える ものづくりの明日
「マルチセンシングで粉体混合度を数値化」

⼤平洋機⼯株式会社/株式会社デバイス&システム・プラットフォーム開発センター



ミキサー製造での取り組み

⼤平洋機⼯はポンプ・ミキサー製品を国内外に販路を広げる産業⽤機械製造メーカー。マルチセンシングモジュールプラットフォームを使⽤して、粉体ミキシング混合度のデータ化に取り組んでいます。

職人技の混合度を数値化できないか?

粉の混合度判定は、経験則による職人技が主流。センシングによって数値化することで粉体ミキサに付加価値を付けられると考えたのです。

見えない粉をどう測るか?

「粉が混ざっていくと、粉の硬さが変わって、⽻が粉を回す⼒が変わるので、振動に影響してくるのではないか。多数のセンサーをつなげられるので、とにかくつなげて解析をして、要らないものは、削っていくということができる。」

やってみたら振動の値に傾向がみられた

「実際にやってみたところ、粉の混合度によって振動の値に傾向が⾒られた。その分析をやっていけば、混合度のある程度の指針となるだろうというところまで、きております。DXに取り組んでいく中で、そういった製品を提供できるというのは、⼀つの付加価値として⼗分なものだと思ってます。」

業界共通の基準が見いだせるかも

「この⽬標が達成できれば、混合器を扱うメーカーの中で共通の基準が⾒いだせるかなと思っております。意外と結果がついてきていると。具現化は、決して夢で終わらないものかなと思ってます。」


▶ ⼤平洋機⼯株式会社 https://www.taiheiyo-kikou.com/