Society5.0の実現を目指しIoTをけん引するエッジプラットフォームコンソーシアム

エビ養殖場の水中管理

CPS(サイバーフィジカルシステム)で解決
「水中環境の最適化を目指すエビ養殖場」

ワボウ産業株式会社/立命館大学



安心・安全なおいしいエビを。

世界一安心・安全でおいしいエビの養殖を目指すワボウ産業。センサーモジュールを利用した水槽環境のモニタリングが役立っています。

エビ養殖に重要な水中酸素濃度。

「エビの養殖で一番大切なのは、水です。特に重要にしているのが、水中の酸素濃度です。センサーモジュールを使うことによって、水中の酸素濃度が、遠隔地でも見えるというのが大きなポイントになっています。」

手作業だった水の計測を自動化。

「水槽に設置している水素溶解装置、今まで人が歩いて行って、水槽の水を採取して調べてメモして、非常に工数がかかっていたのですが、センサーンモジュールを使うことで、手作業で取っていたデータを自動で取れるのは非常に助かっています。」

給餌のタイミングを図りたい。

「センサーモジュールを活用して、自動給餌機を制御して、エビが一番いい状態で給餌できるようなタイミングを図っていきたいなと思います。」

水槽環境を維持できることに期待。

「データ項目を増やしていくこともしたいし、酸素濃度が低くなった時にメールでアラートを送るとか、異常があっても機械的に水槽環境を維持できるといったところを、期待しています。」


▶ ワボウ産業株式会社・おうみ海老 https://www.oumiebi.jp/

▶「CPS構築のためのセンサリッチ柔軟エンドエフェクタシステムの開発と実用化」 https://sip-sses.net/